先日、築40年を超える物件を見る機会がありました。
リフォームの案件ではあったのですが、あまりに費用がかかりすぎるため売ることも視野に入れるということで一旦ペンディングになりました。
リフォームの予算について考えて見るとやはりリノヴェーションを検討出来るのは全体の10%程度ということになります。ここで言うリノベーションは新築並みにということで考えていますので1000万円は下らないと思います。
1000万円かけて築40年の物件をリノヴェーションするとなると誰でもそう簡単には首を縦にはふれません。
では、ではですよ・・・。そのまま空き家になってしまったらどうなのか?という問題を考えるとどうでしょうか?
実は、これが一番勿体ないのではないでしょうか?
1)毎年の固定資産税
2)年々痛みが激しくなる物件
3)近隣への迷惑問題
4)やがては相続でもめる可能性が高い。
☆売るとなれば、少しでも早く売却を考える。
☆貸すとなれば、多少お金がかかっても借り手がつくようにプランを立てる。
☆店舗、事務所、高齢者の集う場所、子供食堂などなど検討アイデアはあるはず
ということで、空き家にして放置するくらいなら1000万かけても10年もかけずにペイ出来る現実と
いかに向き合うかということなのかと思いました。
空き家の問題はオーナーにとっては面倒な問題です。少しくらいの出費ならそのまま先延ばしにしたい気持ちも
分かりますが、沢山の人がそのままにするか又は、沢山の人がその気になって動くかによって経済の活性化、
町の活性化に繋がる問題なのではないかと実感出来たのでした。
この仕事、地味ですがやりがいのある仕事だと再認識しました。
代表 髙橋真美子
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